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分配金の税金について

私自身も投資信託を始めた当初、分配金と税金の関係について、よく分からなかった思い出があります。

普通分配金とか、特別分配金とか書かれていて、同じ50円なのに前回の分配金と今回の分配金で金額が異なっている・・・なぜ? みたいな。

理解してしまえば納得が出来るのですが、投資信託の分配金の税金は、購入時の基準価額との関係等、少し計算がややこしいですので、こちらでページを設けて説明させていただきます。

 

投資信託の分配金には、『普通分配金』と『特別分配金』の2つがあります

投資信託の分配金には、普通分配金と特別分配金の2つがあり、 税金面から見たとき、

 

  • 普通分配金:税金がかかる分配金
  • 特別分配金:税金がかからない分配金

 

となります。

基本的に分配金にかかる税金というのは、利益が出ているものに対して税金が発生するわけで、いつでも購入できる投資信託の場合、人によって利益が出ているか出ていないかが異なってくる訳ですよね。

それを同じように「分配金100円の内、20%は税金です」となってしまうとおかしくなってしまう為、このような仕組みが作られているわけです。

例を挙げて説明いたします。

Aさんの場合

Aさんは、ある投資信託商品を基準価額12,000円で購入しました。

その後、基準価額が、13,000円まで上がり、1,000円の分配金が支払われました。

この場合、支払われた分配金を差し引きすると(13,000円-1,000円=12,000円)となり、購入時の基準価額と同じですので(損していません)分配金すべてが課税扱いとなる、普通分配金となります。

したがいまして、Aさんの場合

1,000円×20%=200円

と、200円が税金となり、実際に受け取れる分配金は、800円となるのです。

 

Bさんの場合

Bさんは、ある投資信託を基準価額12,000円で購入し、12,500円に値上がったとき、1,000円の分配金が支払われたとします。

この場合、分配金が支払われた後、基準価額は計算上 11,500円まで値下がりしてしまいます。

購入時の基準価額が 12,000円であり、分配落ち後の基準価額は、11,500円となりますから、分配金を貰うことによって、購入時の基準価額よりも値下がりしてしまう事となるのです。

この場合、購入した時の基準価額より上回っている金額(今回の場合は 500円)が普通分配金として課税扱いとなり、下回っている金額(今回の場合は500円)が、特別分配金として、非課税扱いになるのです。

普通分配金:500円×20%=100円

と、100円が税金となり、引かれた400円と、特別分配金の500円の合計 900円が実際に受け取れる分配金となるのです。

 

もうお分かりになるかと思いますが、12,000円で購入した際に、12,000円以下で分配金が支払われる場合もあります。

その場合は、貰った分配金の 100% 全てが特別分配金として扱われますので、税金は発生しません^^