信用リスクってどんなリスク?
国債や、地方債などの債券は「借用証書」である為、お金を貸した先が約束どおり、元本や利息を支払うかどうかの信用問題がありますね。
また、株式の場合でも、会社が倒産してしまい株が紙くず同様の金額になってしまうこともあり得ます。
この国の債券は信用できる、また、この会社なら将来的にも成長していくだろうといった、「信用」に関するリスクを信用リスクと呼びます。
もちろん投資信託では、信用性の低い債権や株式などは外して運用していますし、そのリスクを分散させて投資するのが投資信託のメリットでもあるわけですが、それでリスクを最小に抑えることは出来ても、リスクをゼロにすることは出来ないのです。
国債や社債などは満期まで保有しておけば元本と利息が保障される仕組みですが、もし、国や企業が破綻になってしまうと、約束通りに支払われない場合もあるということを、認識しておく必要はあります。
公社債の格付けについて
株式や債券はいつでも売買されており、いわば誰にでも流通していくため、その第三者にも債権の発行元の信用度を判断できる指標が必要になってきます。
尚、信用リスクを判断する尺度として、民間の格付機関が評価する「格付」が利用されています。
有名な格付け会社には、「ムーディーズ社」・「スタンダード&プアーズ社」などがあり、「格付」は、信用度の高いものからAAA(トリプルA)、AA(ダブルA)、B(シングルB)などの記号で表わされています。
※格付は一度つけたらその格付けが永遠に続くものではなく、さまざまな要因によって途中で変更される場合もあります。
長期格付けの定義
AAA
債務履行の確実性が最も高い
AA
債務履行の確実性は非常に高い
A
債務履行の確実性は高い
BBB
債務履行の確実性は認められるが、上位等級に比べて、将来、債務履行の確実性が低下する可能性がある
BB
債務履行に当面問題はないが、将来まで確実であるとは言えない
B
債務履行の確実性に乏しく、懸念される要素がある
CCC
現在においても不安な要素があり、債務不履行に陥る危険性がある
CC
債務不履行に陥る危険性が高い
C
債務不履行に陥る危険性が極めて高い
D
債務不履行に陥っている
※AAからBまでの格付け記号には同一等級内の相対的な位置を示す符号として、プラス(+)もしくはマイナス(-)の符号による区分があります。
短期格付けの定義
J-1
債務履行の確実性が最も高い。「J-1」の中でも特に債務履行の確実性の高いものについては「J-1+」で表す
J-2
債務履行の確実性は高いが、J-1 より若干劣る
J-3
債務履行の確実性は認められるが、環境の悪化による影響を被りやすい
NJ
J 格(上位等級)のどの等級にも含まれない





